スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

四日間の奇蹟 [DVD]

四日間の奇蹟 [DVD]四日間の奇蹟 [DVD]
(2005/11/21)
吉岡秀隆、石田ゆり子 他
原作の小説が良かったので、DVDを借りてきた。

美しい風景と心地良い音楽は、原作とは少し違った雰囲気ではあるものの悪くなかった。

ただ、500ページ以上の内容(その多くが風景や音楽、心理描写に費やされているとは言え)を2時間弱に収めるのはかなり無理があったと思う。
当然、エピソードは削られ、改変される訳だが、前半の千織と敬輔の微妙な距離感や絆、中盤の真理子の過去に紐付く現在の状況と心理的な部分、後半の敬輔・真理子を中心としたセンター内の人々の心の動きなどが大幅に削られているので、入り込んで見ることが出来なかった。
特にラストのステンドグラスに書かれた文字のシーンなんか、原作未読の人には意味が分からなかったんじゃないかと思う。
たぶん映画の中では語られていない伏線だよなぁ。

千織を演じた尾高杏奈の障がい者の演技がなかなか良かったんだけど、セリフが聞き取れない事が多々あったのが残念。
リアルさも大事だとは思うけど、どうせファンタジーな内容なんだから、その辺もうちょっと映画的でも良かったかな。

後半、千織の中の真理子を表現する手法として、千織の外見が(映画上)真理子になるシーンが多々(と言うか殆ど全て)あったんだけど、そこもかなり違和感があった。
石田ゆり子を起用して前半だけ出演と言うわけにも行かないのだろうし、キスシーンや暴れるシーンなども子役には難しかったのだろうけど、話のプロットであるはずの「心は肉体と別に存在しうるか」みたいな部分が全くぼやけてしまっている。

それから、四方八方にUFOのように発光する灯台(本当にそういう灯台が存在するのかは知らないけど)とか、人工呼吸器が連続したシーンで急に無くなったりとか、暴風の中で外で遊び続ける千織と真理子とか、演出とかの部分で「変なの」と冷めるシーンが多々有ったのも残念。

そんな中でも、ラストの「別れの歌」を片手ずつ使って連弾するシーンは良かった。
そして、倉野を演じた西田敏行の演技。
これはもう別格だった。
植物状態から目覚める妻の手を取り涙する。ただそれだけなのに、今までの苦悩や苦労が報われ、その感動が波のように体中に広がっていくような姿を本当に目の当たりにしたように思えた。

全体的に「原作が良かったから」とDVDを見た俺としては不満が多い。
原作を読まずに見るなら、普通に良い話なのかもしれないが、DVD見るなら原作を読むことをお勧めしたい。

theme : 映画レビュー
genre : 映画

comment

Secret

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
過去ログ
食べログ
プロフィール

JUN

Author:JUN
プログラムみたいなもの組んだりする仕事してるおっさん。子持ち。ベガルタを生暖かい目で見守る日々。ブランメル時代の殺伐とした応援が少し懐かしくもある今日この頃。

つぶやき
人気記事
RSSフィード
リンク
VEGALTA
その他


モリタポの寄付
J . B . A n t e n n a - VEGALTA SENDAI -
にほんブログ村 サッカーブログ ベガルタ仙台へ
にほんブログ村 グルメブログ B級グルメへ
にほんブログ村 子育てブログ パパの育児へ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。