スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

震災のこと

震災から3年と言うことで、個人としては大きな被害には合わなかったんだけど、ちょっと書いてみる。

我が家は宮城県多賀城市で、市内では津波被害も発生し死者も出たが、幸いな事に我が家にまでは津波も到達せず、家族も無事だった。
妻は仙台新港で仕事をしていたが、地震を受けて即座に子どもたちを迎えに行くことを決断。
波打つ地面を車で走り、小学校に居た次女、受験を終えた休みで祖母と一緒に居た長女を回収し、さらに近所に居た姪っ子たちも車に載せ、定員オーバーながら高台へ避難してくれた。
妻のこの即断がなければ家族はどうなっていたかわからない。
事実、妻の会社周りは津波が直撃し、10分~20分も判断を保留していたら、子供たちが妻と合うこともなかった。一刻も早い避難が生死を分けると痛感した。

その頃俺はと言えば、避難指示に従い着の身着のままで仕事先の福島県庁前の公園に集まり、雪の降る中「サンダルに上着もないと寒くて死にそうっすwww家族に連絡繋がらないwww」と愚痴っていた。
避難時は慌てず急いで、出来る限り身の回りのものを持って出るのが正解だと思う。

しばらくして家族ともメールで連絡が取れ、無事を確認。
しかしケータイは通じないので、仕事中の父、入院中の母とは連絡が取れなかった。
メールやLINEなど、データ通信による安否確認は大変有効だと思う。

2日後に仕事を終えて福島市から仙台へタクシーで帰宅。
こんな状況でもカードは使えた。
早朝に家族と再会し、そこから1ヶ月半、ライフライン回復まで不安を抱えたままの生活になった。

この時意外にも役に立ったのは、冗談で買った手回し式ケータイ充電器だった。
そもそもケータイの電波(docomo)はほとんど通じないんだけど、何かの拍子にちょっと通じることは有り、そんな時はTwitterなどのソーシャルメディアで「給水所」「食料などの臨時販売」「ガソリン・灯油販売」「床屋での洗髪」などの情報を仕入れることも出来たし、知人の安否確認も出来た。
ラジオは無かったが、充電できたお陰でワンセグのテレビが見れたのも大きい。

暖房は石油ストーブと買い置きの灯油。
灯油はウチのような所だと1~2缶しか買い置きしていないと思うが、ある程度年をとった家だと、巡回販売から4~5缶まとめ買いしてるようで、これは助かった。
電気のないところでも使える石油ストーブは1つ、物置においておきたい。

石油ストーブでちょっとした足元灯くらいの明るさはあるが、常につけておくわけにもいかないし、やはりロウソクや(手回し式や電池式も含めて)ランタンは常備したい。
実家には仏壇があるので、ロウソクも備蓄してあって助かった。
牛乳パックトーチも思ったより明るかったが、やっぱりロウソクの方がいい。

近所の情報は、やはり市役所などで集めるのが良かった。
我が家からも妻の実家からも結構距離はあったが、自転車があると結構市内全部明るいうちに行き来できる。
支援物資や水の配給など、荷台のついた自転車があると非常に助かった。
まぁ我が家は食べ物の備蓄や衣類などは自前で用意出来たので、支援物資はいただかなかったが、水を運ぶのに自転車やキャリーカートが無かったらと思うとゾッとする。
車はガソリンが手に入らないので、いざという時のために温存していた。

それから、大事だと思ったのは常備薬。
絆創膏から消毒薬、総合感冒薬や痛み止め、時期だったら花粉症などの薬、あと持病の薬。
置き薬は普段は無駄に思えるけど、こういう時にあるとすごく助かる。
ちょうど花粉症の季節だったので、俺と娘は目が真っ赤、目の周り真っ黒、鼻の周りボロボロで半月くらい我慢してた。

電気がないから掃除機や洗濯機も使えない。
そもそも水がないから洗濯は諦めて、下着だけ全員の顔を洗った(と言ってもタオル絞って顔を拭くだけ)りした洗面器一杯の残り水で手洗い。
週に1~2回固く絞ったタオルで体を拭くだけの風呂。
掃除はほうきと雑巾がけ。
雑巾がけの水は洗濯後の洗面器の水w
ほうきが無かったら俺の喘息もっと酷くなってたかも。

この緊急生活中、なんだかんだで現金10~20万円は使ったと思う。
食べ物や水分に「高い安い」なんて言ってられないし、次にいつ手に入るかも分からないから買ってしまう。
子供に我慢をする生活を強いていると言う罪悪感から、手に入るならチョコレートやスナック菓子も買ってしまう。
ある程度の現金は手元にあったほうが安心だと思う。

あると助かる、助かったものは色々あるが、それぞれ想像力を働かせて準備しといたほうがいいと思う。
結局使わなかったねで済めばそれに越したことはないんだから。

実体験、色んな所から情報が出れば、判断の材料になると思うので、一応拙い文章ではあるが書き留めておく。

二度とこんな災害が起こらず、この情報が役に立たないことを祈って。

comment

Secret

No title

>避難時は慌てず急いで、出来る限り身の回りのものを持って出る

見習えw

↑単に逃げ後れただけの人

No title

いや、あの落ち着きは見習わないといけないとおもいましたw
命が助かっても風引いたり体調壊しちゃ元も子もないですから。
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
過去ログ
食べログ
プロフィール

JUN

Author:JUN
プログラムみたいなもの組んだりする仕事してるおっさん。子持ち。ベガルタを生暖かい目で見守る日々。ブランメル時代の殺伐とした応援が少し懐かしくもある今日この頃。

つぶやき
人気記事
RSSフィード
リンク
VEGALTA
その他


モリタポの寄付
J . B . A n t e n n a - VEGALTA SENDAI -
にほんブログ村 サッカーブログ ベガルタ仙台へ
にほんブログ村 グルメブログ B級グルメへ
にほんブログ村 子育てブログ パパの育児へ

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。